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作曲:ラフマニノフ|「ヴォカリーズ作品34-14」《ピアノ独奏版》3つの編曲

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Pixabay ロシアの作曲家、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」 哀愁漂うこの曲を聴くと切なくて胸が締め付けられます。 それなのに何度も聴いてしまいます… ヴォカリーズ ヴォカリーズは 母音のみによって歌う 唱法のことです。 母音のみで歌うのでヴォカリーズには歌詞がありません。 ヴォカリーズは 歌詞がない歌曲 なのです。 美しいソプラノのヴォカリーズ https://youtu.be/iBVkYGLEUpg Anna Moffo: Rachmaninoff, 'Vocalise' Op. 34 No.14 / YouTube 曲目:Vocalise Op.34 No.14(ヴォカリーズ 作品34の14) 作曲:Sergei Rachmaninov(セルゲイ・ラフマニノフ) 演奏:Anna Moffo(アンナ・モッフォ) アンナ・モッフォ(1932年?-2006年)は、アメリカ出身のソプラノ歌手です。 ラフマニノフはこの歌曲をピアノ伴奏で作曲しました。 ピアノ伴奏によるヴォカリーズ https://youtu.be/H4zQCzzkMks Natalie Dessay-Recital-Sergey -Rachmaninov-"ВОКАЛИЗ"-"Vocalise" 2015 / YouTube Natalie Dessay(ナタリー・デセイ)はフランスのオペラ歌手です。 ヴォカリーズのピアノ独奏版 ヴォカリーズはラフマニノフ自身による管弦楽版がありますが、様々な作曲家によって様々な楽器のために編曲されています。 ピアノ独奏版では以下の3人の編曲が特に有名です。 コチシュ・ゾルターン版 アラン・リチャードソン版 アール・ワイルド版 コチシュ・ゾルターン版のヴォカリーズ コチシュ(1952年-2016年)は、ハンガリーのピアニスト・作曲家です。 本人による演奏があります。 https://youtu.be/xhThc39l2UE Zoltán Kocsis: Rachmaninoff - Vocalise, Op. 34 No. 14 [Arranged by Zoltán Kocsis] / YouTube 曲目:Vocalise, Op.34 No.14(ヴォカリーズ作品34の14) 作曲:Sergei Rachm...

作曲:ラフマニノフ|12の歌曲op.21 第5番「リラの花」 第7番「ここはすばらしいところ」《ピアノ独奏》

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Pixabay ラフマニノフ ラフマニノフはロシアのピアニスト・指揮者でもある作曲家です。 2023年に生誕150年を迎えます。 12の歌曲 op.21 ラフマニノフといえば、叙情的な管弦楽やピアノ作品を思い浮かべますが、 歌曲も数多く残されているようです。 例えば、12の歌曲 op.21は以下の通りです。 12のロマンス 作品21(1906年) 運命 - ベートーヴェンの交響曲第5番に寄せて 新しい墓の前で 夕暮れ 彼女たちは答えた リラの花(ライラック) ミュッセからの断章 ここはすばらしい まひわの死に寄せて メロディ イコンの前に われは預言者にあらず 何と苦しいのだろう 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より セルゲイ・ラフマニノフの作品一覧 第5番『リラの花』と第7番『ここはすばらしいところ』は、ピアノ独奏としても有名ですね。 第5番『リラの花』 第5番『リラの花』はとても美しい曲です。 リラとはライラックのことで 和名はムラサキハシドイ(紫丁香花) 白やピンクや紫の素敵な香りがする美しい花です。 「リラの花」は、ラフマニノフ本人によってピアノ独奏用として編曲されています。 https://youtu.be/EYOtxyWReM8 Sergei Rachmaninov: Lilacs, Op. 21/5 / YouTube  曲目  Lilacs, Op. 21/5(12の歌op.21-5 リラの花)  作曲  Sergei Rachmaninov(セルゲイ・ラフマニノフ)  演奏  Vladimir Ovchinnikov(ウラディーミル・オフチニコフ) https://youtu.be/72xh91KTOOA Rachmaninov(1873-1943) plays Rachmaninov Lilacs op.21-5 Rec.1942 / YouTube 曲目:Lilacs, Op. 21-5(12の歌曲 作品21-5 リラの花) 作曲:Sergei Rachmaninov(セルゲイ・ラフマニノフ) 演奏:Sergei Rachmaninov(セルゲイ・ラフマニノフ) とても貴重な、ラフマニノフ本人よる演奏が残されています。 第7番『ここはすばらしいとこ...

2023年に生誕メモリアルイヤーを迎える作曲家一覧|ピアノ曲の紹介

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Pixabay 2023年に生誕メモリアルイヤーを迎える作曲家には、 パッヘルベル、ワーグナー、ブラームス、グリーグ、ラフマニノフ、モンポウ …などがあげられます。 この記事では、2023年に生誕メモリアルイヤーを迎える作曲家の中で、特にピアノ曲で有名な作曲家についてご紹介しています。 2023年に生誕メモリアルイヤーを迎える作曲家たち 一般的に記念年は10年単位で祝われます。 「 2023年に生誕メモリアルイヤーを迎える作曲家 」ということは、「 生まれた年の西暦下一桁の数字が3になる作曲家 」ということです。 それでは、 2023年に生誕メモリアルイヤーを迎える作曲家 をみていきましょう。 生誕370年 165 3 -1706 Pachelbel(パッヘルベル) 生誕340年 168 3 -1764 Rameau(ラモー) 生誕280年 174 3 -1805 Boccherini(ボッケリーニ) 生誕210年 181 3 -1870 Oesten(エステン) 生誕210年 181 3 -1883 R・Wagner(ワーグナー) 生誕210年 181 3 -1888 Alkan(アルカン) 生誕210年 181 3 -1901 Verdi(ヴェルディ) 生誕190年 183 3 -1887 Borodin(ボロディン) 生誕190年 183 3 -1897 Brahms(ブラームス) 生誕180年 184 3 -1907 Grieg(グリーグ) 生誕160年 186 3 -1934 Nazareth(ナザレー) 生誕150年 187 3 -1943 Rakhmaninov(ラフマニノフ) 生誕140年 188 3 -1918 Kuula (クーラ) 生誕130年 189 3 -1987 Mompou(モンポウ) 生誕110年 191 3 -1976 Britten(ブリテン) 参考記事: メモリアルイヤーを迎える作曲家《まとめ》 ラフマニノフ 生誕150年 ラフマニノフは、1873年にロシアで生まれた作曲家・ピアニスト・指揮者です。 以下の計算により2023年に生誕150年を迎えることがわかります。 2023 - 1873 = 150 13のプレリュード作品32-11 https://youtu.be/f...

作曲:ベートーヴェン|今まで聴いた中で最も美しい「エリーゼのために」

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Myriams-Fotos / Pixabay これほど美しい「エリーゼのために」を聴いたのは、初めてかも知れないと思いました。 ヴァレンティーナ・リシッツァの演奏するベートーヴェン作曲「エリーゼのために」 を是非お聴きください。 ヴァレンティーナ・リシッツァの演奏する「エリーゼのために」 https://youtu.be/yAsDLGjMhFI  曲目 WoO 59『Für Elise』バガテル「エリーゼのために」  作曲 Ludwig van Beethoven(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)  演奏 Valentina Lisitsa(ヴァレンティーナ・リシッツァ) Beethoven "Für Elise" Valentina Lisitsa Seoul Philharmonic / YouTube 最初に笑いが起こるんですね。 この意味は、その場にいた観客の方々が感じ取ったものなので言葉で説明するのは難しいですが… この演奏は何曲もの大曲を弾いた後のアンコール曲です。 しかも何度目かのアンコール曲です。 ヴァレンティーナはきっと、とてもチャーミングな女性であり、この曲をこれほど愛情を込めて弾く偉大なピアニストなのです。 ヴァレンティーナ・リシッツァ ヴァレンティーナ・リシッツァは、 1973年ウクライナ生まれの世界的ピアニスト です。 アメリカに拠点を移して活動していましたが、公式HPによると現在はモスクワとローマで過ごす時間が多いと書かれています。 »  ヴァレンティーナ・リシッツァ公式ホームページ ヴァレンティーナのレパートリーは幅広く、 バッハ・モーツァルト・ショパン・リスト・スクリャービン・ラフマニノフ・ショスタコーヴィチ… など、あらゆる時代や国の作曲家の演奏を備えています。 また、ヴァレンティーナがYouTubeに動画を投稿し始めたのはとても早く、2007年のことでした。ヴァレンティーナはクラシック音楽界最初のユーチューブスターと言えますね。 »  ValentinaLisitsa 公式YouTubeチャンネル ラフマニノフ:絵画的練習曲《音の絵》op.39-6 https://youtu.be/tVuP1BjbhAg  曲目 Etude Op. 39 N...

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