作曲:スクリャービン|12のエチュードop.8-12「悲愴」
スクリャービンの「12の練習曲 作品8」
練習曲とはいえ音楽的に素晴らしく情緒あふれる曲が多くあります。
ショパンの練習曲を意識して作られた練習曲と言われています。
第12番「悲愴」
最も有名なのは「悲愴」と呼ばれる12番です。
この曲は嬰ニ短調です。
普通は変ホ短調が使われるので、嬰ニ短調というのは珍しいです。
ホロヴィッツの演奏
この曲はホロヴィッツの演奏が特に印象的です。
ピアノを始めたばかりのホロヴィッツの演奏を聴いたスクリャービンは、ホロヴィッツの母親に「早く本格的なピアノの教育をするように」と助言したそうです。
曲目 | 12 Etude Op.8 No.12 (12の練習曲 作品8-12) |
作曲 | Alexander Scriabin(アレクサンドル・スクリャービン) |
演奏 | Vladimir Horowitz(ウラディミール・ホロヴィッツ) |
12の練習曲 作品8《全曲》
Alexander Scriabin - 12 Etudes Op. 8 (Audio + sheet music) / YouTube
曲目 | 12 Etudes Op. 8(12の練習曲 作品8) |
作曲 | Alexander Scriabin(アレクサンドル・スクリャービン) |
演奏 | Michèle Gurdal |
- 嬰ハ長調(#7)
- 嬰ヘ短調(#3)
- ロ短調(#2)
- ロ長調(#5) 05:45
- ホ長調(#4)
- イ長調(#3)
- 変ロ短調(♭5)
- 変イ長調(♭4)
- 嬰ト短調(#5)
- 変ニ長調(♭5)
- 変ロ短調(♭5)
- 嬰ニ短調(#6)
第4番 ロ長調は特に美しい曲です。
5分45秒くらいからです。